Google Drive連携機能
1. 機能概要
この機能は、Google Driveと連携し、特定のフォルダ(ALLUPフォルダ)内のファイルを効率的に管理・自動処理するためのものです。
連携することで、Google Drive上のファイルを自動で整理したり、会計データとして自動仕訳したりすることが可能になります。
2. Google Drive連携
2.1. 連携開始
- 「Googleアカウントで連携」ボタンをクリックします。
- Googleの認証画面に遷移しますので、連携したいGoogleアカウントを選択し、必要な権限を許可してください。
- 認証が完了すると、本アプリケーションに戻り、連携が完了した旨のメッセージが表示されます。
2.2. 連携解除
- 「連携解除」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックすると連携が解除されます。
3. ALLUPフォルダ設定
ALLUPフォルダは、本システムがGoogle Drive上のファイルを処理する際に参照する基点となるフォルダです。
- 「ALLUPフォルダID」の入力欄に、連携したいGoogle DriveフォルダのIDを入力します。
- フォルダIDは、Google Driveで対象フォルダを開いた際のURLに含まれる
folders/
以降の文字列です。(例:https://drive.google.com/drive/folders/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
のxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
部分) - 入力後、「保存」ボタンをクリックして設定を保存します。
4. ファイル自動整理
ALLUPフォルダ直下にあるファイルを、システムが自動的に日付やカテゴリに基づいたフォルダに移動し、ファイル名を変更する機能です。
- 「ファイル自動整理」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックすると処理が開始されます。
- 処理中は進捗状況が表示され、完了すると結果のサマリーと詳細が表示されます。
5. ファイル検索
ALLUPフォルダ内にあるファイルを、ファイル名やカテゴリで検索する機能です。
- 「ファイル名を入力...」欄に検索したいファイル名の一部または全体を入力します。
- 「カテゴリ」プルダウンから、検索対象のドキュメントカテゴリを選択します(例: 領収書、請求書支払など)。
- 「検索」ボタンをクリックすると、条件に一致するファイルがALLUPフォルダ内容に表示されます。
- 「クリア」ボタンをクリックすると、検索条件がリセットされ、ALLUPフォルダの全内容が表示されます。
6. 自動仕訳
ALLUPフォルダ内容に表示されているファイルの中から選択したファイルを、自動で仕訳データとして処理する機能です。
6.1. 自動仕訳対象ファイル
自動仕訳機能で処理可能なファイルは、ファイル名に以下のキーワードが含まれているかどうかで判断されます。
- 領収書: ファイル名に「領収書」が含まれている場合、レシートとして処理されます。
- 請求書支払: ファイル名に「請求書支払」が含まれている場合、支払請求書として処理されます。
- 請求書発行: ファイル名に「請求書発行」が含まれている場合、発行請求書として処理されます。
- 銀行通帳: ファイル名に「銀行通帳」が含まれている場合、通帳データとして処理されます。
- クレジットカード明細: ファイル名に「クレジットカード明細」が含まれている場合、クレジットカード明細として処理されます。
これらのキーワードのいずれも含まれていないファイルは、自動仕訳の対象外となります。
6.2. 自動仕訳手順
- 「ALLUPフォルダ内容」セクションで、自動仕訳したいファイルのチェックボックスをオンにして選択します。
- 「自動仕訳」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックすると処理が開始されます。
- 処理中は進捗状況が表示され、完了すると結果のサマリーと詳細が表示されます。
- 一度処理されたファイルは、再度自動仕訳を実行してもスキップされます。
7. ALLUPフォルダ内容
設定されたALLUPフォルダ内のファイルとフォルダがツリー形式で表示されます。
- フォルダ名の横にある矢印アイコンをクリックすると、フォルダの開閉ができます。
- ファイル名の横にチェックボックスがあり、自動仕訳の対象ファイルを選択できます。
- 画像ファイル(JPG, PNGなど)の場合、ファイル名にマウスカーソルを合わせると、画像のプレビューが表示されます。