財務諸表機能
1. 機能概要
財務諸表機能は、登録された仕訳データに基づいて、会社の財務状況を可視化するための機能です。
「貸借対照表(B/S)」、「損益計算書(P/L)」、「キャッシュフロー計算書(C/F)」の3つのタブがあり、それぞれの財務諸表を期間指定して確認することができます。
2. 財務諸表の表示
ダッシュボードのメニューから「財務諸表」を選択すると、財務諸表ページが表示されます。デフォルトでは「貸借対照表(B/S)」タブが選択されています。
2.1. タブの切り替え
画面上部のタブをクリックすることで、表示する財務諸表を切り替えることができます。
- 貸借対照表(B/S): 特定時点の資産、負債、純資産の状態を示します。
- 損益計算書(P/L): 特定期間の収益と費用、およびその結果としての利益または損失を示します。
- キャッシュフロー計算書(C/F): 特定期間の現金の増減(営業活動、投資活動、財務活動)を示します。
2.2. 期間の指定
各財務諸表の上部にある「期間」の入力欄で、表示したい期間の開始日と終了日を選択できます。日付を選択すると、自動的にデータが更新されます。
3. 各財務諸表の詳細
3.1. 貸借対照表(B/S)
資産の部、負債の部、純資産の部に分かれて表示されます。各項目には勘定科目名と金額が表示され、それぞれの合計金額も確認できます。
- 資産の部: 会社が保有する財産(例: 現金、売掛金、建物など)
- 負債の部: 会社が将来支払う義務のあるもの(例: 買掛金、借入金など)
- 純資産の部: 資産から負債を差し引いた、返済義務のない自己資本
3.2. 損益計算書(P/L)
収益と費用が科目ごとに表示され、最終的な利益または損失が合計として表示されます。
- 科目: 収益または費用の勘定科目名
- 金額: 各科目の金額
- 合計: 期間内の総利益または総損失
3.3. キャッシュフロー計算書(C/F)
現金の流れを営業活動、投資活動、財務活動の3つの区分に分けて表示します。各活動のキャッシュフローと、全体の合計キャッシュフローを確認できます。
- 区分: 営業活動、投資活動、財務活動
- 金額: 各活動による現金の増減額
- 合計: 期間内の現金合計増減額