設定機能
1. 機能概要
設定機能では、会計処理に必要な各種マスタデータやルールを管理します。画面上部のタブを切り替えることで、各設定項目にアクセスできます。
2. 設定タブの種類
設定画面には以下のタブがあります。
- 勘定科目設定: 勘定科目を管理します。
- 税区分設定: 税区分を管理します。
- 補助科目設定: 補助科目を管理します。
- 設定ルール: 勘定科目、補助科目、税区分などを組み合わせたルールを定義します。
- 組織設定: 組織を管理します。
- 仕訳ルール設定: 自動仕訳のルールを定義します。
3. 各設定項目の詳細
3.1. 勘定科目設定
会計で使用する勘定科目を管理します。
- 新規追加: 「新規追加」ボタンをクリックし、勘定科目名を入力して保存します。
- 編集: 既存の勘定科目行の「編集」ボタンをクリックし、名前を修正して保存します。
- 削除: 既存の勘定科目行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。
3.2. 税区分設定
税区分を管理します。
- 編集: 既存の税区分行の「編集」ボタンをクリックし、名前、省略名、使用フラグ(有効/無効)を修正して保存します。
- 削除: 既存の税区分行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。
3.3. 補助科目設定
勘定科目の内訳として使用する補助科目を管理します。
- 新規追加: 「新規追加」ボタンをクリックし、補助科目名を入力して保存します。
- 編集: 既存の補助科目行の「編集」ボタンをクリックし、名前を修正して保存します。
- 削除: 既存の補助科目行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。
3.4. 設定ルール
帳票タイプ、分類、財務諸表項目、勘定科目、補助科目、税区分を組み合わせたルールを定義します。
- 新規追加: 「新規追加」ボタンをクリックし、各項目(帳票タイプ、分類、財務諸表項目、勘定科目、補助科目、税区分、有効/無効)を選択・入力して保存します。
- 編集: 既存のルール行の「編集」ボタンをクリックし、各項目を修正して保存します。
- 削除: 既存のルール行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。
3.5. 組織設定
会社内の組織を管理します。新しい組織を追加すると、デフォルトの勘定科目や税区分などのマスタデータが自動的にインポートされます。
- 新規追加: 「新規組織名」を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
- 編集: 既存の組織行の「編集」ボタンをクリックし、組織名を修正して保存します。
- 削除: 既存の組織行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。組織を削除すると、その組織に関連する全てのマスタデータと仕訳データも削除されますのでご注意ください。
3.6. 仕訳ルール設定
自動仕訳処理に適用されるルールを定義します。条件とアクションを設定することで、特定の条件を満たす仕訳データに対して自動的に値を設定できます。
- 新規ルール作成: 「新規ルール作成」ボタンをクリックし、以下の項目を設定して保存します。
- ルール名: ルールの名称。
- 優先度: ルールが適用される優先順位(数値が小さいほど優先度が高い)。
- 有効/無効: ルールを有効にするか無効にするか。
- 条件: ルールが適用されるための条件を複数設定できます。項目(例: 借方勘定科目、摘要など)、演算子(=, !=, >, <, >=, <=, 部分一致, 部分不一致)、値を指定します。
- アクション: 条件を満たした場合に実行される処理を複数設定できます。項目(例: 貸方勘定科目、メモなど)、値を指定します。
- 編集: 既存のルール行の「編集」ボタンをクリックし、ルール名、優先度、有効/無効、条件、アクションを修正して保存します。
- 削除: 既存のルール行の「削除」ボタンをクリックし、確認後削除します。