仕訳データ管理機能
1. 機能概要
仕訳データ管理機能は、システムに登録された仕訳データの一覧表示、検索、個別編集、一括編集、一括削除、ルール適用、および各種会計ソフト形式でのエクスポートを行うための機能です。
レシートや請求書などのドキュメントをアップロードする際に自動生成された仕訳データがここに表示され、必要に応じて修正・管理することができます。
2. 仕訳データ一覧の表示
ダッシュボードのメニューから「仕訳データ」を選択すると、登録されている仕訳データの一覧が表示されます。
2.1. テーブルカラム
以下の情報が一覧で表示されます。
- ファイル名: 元となったドキュメントのファイル名。Google Driveに保存されている場合はリンクから開けます。
- 伝票No: 仕訳の伝票番号。
- 帳票タイプ: 帳票のタイプ。
- 分類: 分類。
- 財務諸表項目: 財務諸表の項目。
- 取引日: 取引が行われた日付。
- 借方勘定科目: 借方の勘定科目。
- 借方補助科目: 借方の補助科目。
- 借方部門: 借方の部門。
- 借方金額: 借方の金額。
- 借方税額: 借方の税額。
- 借方税区分: 借方の税区分。
- 借方適格区分: 借方の適格区分(対象/対象外)。
- 貸方勘定科目: 貸方の勘定科目。
- 貸方補助科目: 貸方の補助科目。
- 貸方部門: 貸方の部門。
- 貸方金額: 貸方の金額。
- 貸方税額: 貸方の税額。
- 貸方税区分: 貸方の税区分。
- 貸方適格区分: 貸方の適格区分(対象/対象外)。
- 摘要: 取引の摘要。
- データ区分: データの区分。
- タグ: タグ。
- メモ: 自由記述のメモ。
- 決算整理仕訳: 決算整理仕訳であるか(Yes/No)。
- 登録日時: 仕訳データがシステムに登録された日時。
2.2. 表示カラム設定
テーブルの左上にある「表示カラム設定」ボタンをクリックすると、表示するカラムを選択できます。チェックボックスをオン/オフすることで、必要な情報のみを表示させることができます。
3. 仕訳データの検索とフィルタリング
「検索条件」セクションを展開すると、様々な条件で仕訳データを絞り込むことができます。
各入力フィールドに検索条件を入力し、「フィルタ適用」ボタンをクリックすると、条件に合致する仕訳のみが表示されます。「リセット」ボタンをクリックすると、全ての検索条件がクリアされます。
3.1. 検索条件フィールド
- 登録日(開始/終了)
- 取引日(開始/終了)
- ファイル名
- 伝票No
- 摘要
- メモ
- 借方/貸方 勘定科目(検索可能なプルダウン)
- 借方/貸方 補助科目(検索可能なプルダウン)
- 借方/貸方 税区分(検索可能なプルダウン)
- 借方/貸方 金額(最小/最大)
- 借方/貸方 税額(最小/最大)
- 借方/貸方 適格区分
- 借方 帳票タイプ
- 借方 分類
- 借方 財務諸表項目
- データ区分
- タグ
- 決算整理仕訳
4. 仕訳データの個別編集と削除
各仕訳行の右端にある「操作」列から、個別の仕訳データに対して以下の操作を行うことができます。
4.1. 編集
- 編集したい仕訳行の「編集」ボタンをクリックします。
- 仕訳編集モーダルが表示されます。借方・貸方の勘定科目ルール、部門、金額、税額、適格区分、ファイル名、伝票No、取引日、摘要、データ区分、タグ、メモ、決算整理仕訳などの情報を修正できます。
- 勘定科目ルールは検索可能なプルダウンから選択します。
- 修正後、「保存」ボタンをクリックすると変更が保存されます。「キャンセル」ボタンをクリックすると変更を破棄してモーダルを閉じます。
4.2. 削除
- 削除したい仕訳行の「削除」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示されます。「OK」をクリックすると、仕訳データがシステムから削除されます。
5. 仕訳データの一括操作
複数の仕訳データに対して、一括で操作を行うことができます。
5.1. 仕訳データの選択
テーブルの各行の左端にあるチェックボックスをオンにすることで、複数の仕訳データを選択できます。ヘッダー行のチェックボックスをオンにすると、表示されている全ての仕訳データを選択/解除できます。
5.2. 一括削除
- 削除したい仕訳データを複数選択します。
- テーブル上部の「選択削除」ボタンをクリックし、確認ダイアログで「OK」をクリックします。
5.3. 一括編集
- 編集したい仕訳データを複数選択します。
- テーブル上部の「選択編集」ボタンをクリックします。
- 一括編集モーダルで変更したいフィールドに値を入力し、「一括更新」ボタンをクリックします。空欄のフィールドは変更されません。
5.4. ルール一括適用
- 「ルール一括適用」ボタンをクリックすると、現在のフィルタ条件で表示されている仕訳データに対して、事前に設定された仕訳ルールが適用されます。
- 適用が完了すると、更新された件数が表示されます。
6. 仕訳データのエクスポート
表示されている仕訳データを、各種会計ソフトに対応したCSV形式でエクスポートできます。
- エクスポート形式のプルダウンから「マネーフォワード」「FREE」「弥生会計」のいずれかを選択します。
- 「エクスポート」ボタンをクリックすると、選択した形式のCSVファイルがダウンロードされます。